使用上のご注意または制限

 

リモートコントロールについて(PC編)

ご注意:

  • ノートPCでOSがWindows10の場合、蓋を閉じた状態ではリモートアクセスが正常に動作しません。ノートPCの蓋を開けた状態で「このPCのモニタを隠す」、「このコンピュータのマウスとキーボードをロックする」を使用してください。

  • デスクトップPCでOSがWindows10の場合、ディスプレイとの接続にDisplayPortを使用し「DP ホットプラグの検出」が「省電力」設定になっている場合、接続されているディスプレイの電源ボタンをOFFにするとリモートアクセスが正常に動作しません。Windowsの設定で「ディスプレイの電源を切る時間」を任意の時間に設定して省電力モードで使用してください。

  • デスクトップPCでOSがWindows10の場合、ディスプレイを接続する必要があります。ディスプレイを接続しない場合、リモートアクセスが正常に動作しません。但し、ディスプレイを接続していない状態でもデバイスマネージャのモニタ欄にモニタが表示される環境では、ディスプレイが未接続でもリモートアクセスが可能です。

  • リモートアクセスした自席PCからWindowsのリモートデスクトップ経由で別のPCを利用する場合、ステータスウィンドウで「このコンピュータのマウスとキーボードをロックする」機能をOFFにしてください。この機能がONの場合、Windowsのリモートデスクトップに対して一部のキーが透過されなくなります。

  • リモートコントロール中に自席PCの解像度を変更すると、リモートコントロール画面がちらつく場合があります。また、使用しているチップセットによっては自席PCがフリーズしてしまう場合があります。リモートコントロール中に自席PC の解像度を変更しないでください。

  • 自席PC の表示色が8ビット(256色)の時、リモートコントロール機能が正しく動作しない場合があります。自席PCの表示色を16ビット以上に設定してください。

  • グラフィックカードとの組み合わせにより、自席PC の表示色が16ビットで、リモートPC のリモートコントロール画面の表示色が8ビット(256色)の場合に、リモートPC 側の表示色が正常に表示できなく場合があります。このような場合は、自席PC側にて表示色を24ビット以上に設定してください。

  • リモートコントロールから再起動等を繰り返すと、未操作時間を過ぎても、モニタを隠した状態から復帰できなくなる事があります。このような操作は行わないでください。

補足事項:

自席PCとリモートPCが同一LAN内に存在し、且つ自席PCの受信ポート番号9226以後が利用可能な場合、自席PCとリモートPC間の接続は自動的にピアツーピア接続となります。前述の条件が満たされない場合は、従来通りサーバ経由の接続となります。

 

リモートコントロール-ファイル

ご注意:

  • 単独のフォルダ名の長さが259バイトを超えるフォルダが存在するドライブまたはフォルダに移動した場合、原因となるフォルダと同一階層に存在する全角文字名称のフォルダのうち、一部のファイルがウィンドウ上に表示されなくなります。

  • ドライブレターからのフルパス+ファイル名の合計が259文字(全角文字も一文字としてカウント)超えるファイルは転送できません。

リモートパワーオン

ご注意:

  • 休止モードやスタンバイモードからのリモートパワーオンに関しては動作保証いたしません。

  • ノートパソコンを自席PCとしてご利用の場合、搭載するネットワークカードにより、シャットダウンの状態からのリモートパワーオンに関してもご利用になれないことがあります。

  • HDDパスワードが設定されている場合、リモートパワーオンはご利用いただけません。

  • BIOSのパスワードが設定されている場合、リモートパワーオンはご利用いただけません。

  • vPro機能を使用する場合、あらかじめ自席PCのAMT BIOSの設定が必要です。

ステータスウィンドウ

ご注意:

  • 「リモートコントロール時、このコンピュータのマウスとキーボードをロックする」や「リモートコントロール時、このPCのモニタを隠す」を有効にしている状態で、リモートコントロール中に回線が切断してしまった場合、マウス/キーボードロックやモニタを隠す状態は回線切断後も最大10分間続きます。その後、タイムアウトによって解除されます。

  • 「リモートコントロール終了後、このコンピュータをロックする」を有効にしている場合、タイムアウトした時に自席PCがロックされ、「コンピュータのロック」あるいは「コンピュータのロックの解除」画面が表示されます。