リモートパワーオンについて

特許技術(特許第4875094号)のリモートパワーオン機能(DoMobile CSEではオプション)を利用することによって、シャットダウン状態の自席PCをネットワーク経由で起動して、リモートアクセスを行うことが可能になります。
iPad / iPhoneやAndroidを使ったリモートパワーオン機能については目次の「DoMobile Goについて」を参照してください。

リモートパワーオンを行うには、以下の2種類の方法があります。

  • WOL(Wake On LAN対応の自席PC)
  • vPro(Intel vPro対応の自席PC)
  • ※ アカウント毎に選択可能
  • ※ リモートパワーオン専用パスワードは管理者により管理されています。
  • ※ リモートパワーオン機能をご利用になる際は事前に管理者から入手してください。

リモートパワーオン機能をご利用になる際は、以下の条件があります。

  • ※ 自席PCとは別に常時起動している起動用の起動用サーバが必要となります。
  • ※ 起動用サーバにはDoMobileのプログラムがインストールされている必要があります。
  • ※ 自席PCと起動用サーバ間は通信可能なネットワーク構成である必要があります。
  • ※ シャットダウン後10分以内に再度起動を行った場合、起動指示を出すページを表示するまでに約2分間かかることがあります。
WOLによる起動

起動指示の際、起動用サーバの属しているネットワークセグメントにマジックパケットのブロードキャストを行います。自席PCと起動用サーバのセグメントが異なる際は、セグメント間を繋ぐルータがダイレクトブロードキャストを透過させるネットワーク設定が必要になります。

vProによる起動

起動指示の際、起動用サーバから自席PCのIPアドレスへTCP通信を行います。また、自席PCが無応答状態だと感じた際には「リセット(強制再起動)」を行うことも可能です。

Windows 8以降でのリモートパワーオン設定

Windows 8以降では、「高速スタートアップ」という機能により、シャットダウン状態の自席PCの起動を高速化していますが、これによりvProやWOLで正常に起動が出来ない場合があります。DoMobileでリモートパワーオンを使用する場合は、本機能を必ず無効にしてください。